●474 若葉は茂る わかばはしげる 〇こずえのはなはちりて
表題:若葉は茂る(若葉)
読み:わかばはしげる(わかば)
収録:(A)大特撰樂譜 174 成樂會 1929(S.4).5 ◎Copy=(P121)
(B)新大特撰樂譜 381 成樂會 1939(S.14).4.1 ◎[A2-86] Copy=[P136] ※「若葉」
記譜:二部合唱(伴奏付き) 変ホ長調 3/4
インチピット:ミミミファ|ソドシ|シラシラ|ソ
曲:グラヴァー,スティーヴン(Glover, Stephen)(1812-1870)[イギリス]か?
詞:犬童球渓 ※1939(S.14)作詞
※表題変更以外は同一
[詞] ※(A)大特撰樂譜 174より
1.梢の花は散りて 囀づる小鳥の聲も老いぬ
涯なく廣き野邊に 百草千草延びに延びて
遠く敷けり青き蓆(むしろ)
(Chorus)
梢の花は散りて 囀づる小鳥の聲も老いぬ
見よ見よ四方(よも)の山邊 日々に色濃く染むる緑
見ればうれし茂る若葉 見ればうれし茂る若葉
2.梢は色を添へて そよふく風さへ清くかをる
滴(した)だる翠緑(みどり)帯びて 青葉の茂る山を見れば
高く躍る若き心
(Chorus)
梢は色を添へて そよふく風さへ清くかをる
見よ見よ四方の山邊 希望(のぞみ)溢るゝ人の姿(さま)か
見ればうれし茂る若葉
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